アカデミーについて

近道はありません。あるのは稽古だけです。

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この場について

三上真潤は青森にあるお寺の住職で、寺の中には道場を構えています。修行の道に入る方だけでなく、稽古をしてみたい一般の方にも、ここを開いてきました。

この場づくりは、日本国内にとどまらず、かつてはカリフォルニア(サンフランシスコ・ベイエリア)でも重ねてきたものです。

その積み重ねの先にあるのが、いまの Shepherdman Academy です。

近道はありません。当たり前の稽古を、ただ繰り返すだけです。

02

Practice ではなく Praxis

日本語には、練習と稽古という、似ているようで違う言葉があります。練習は上達のための手段で、上手くなれば終わりが来るものです。稽古はそうではなく、生涯続けていく営みで、そこに終わりの線は引かれていません。Shepherdman Academy が Praxis と呼んでいるのは、この稽古のことです。

稽古は、自分のものではない型をなぞることから始まります。最初はぎこちなく、うまくなぞれません。それでも続けるうちに、なぞっていたはずの型が、いつのまにか自分のやり方に変わっていきます。さらに続けると、それは技術と呼べるものですらなくなり、ただの身のこなしになります。

誰かの型(Kata) → 自分の稽古(Praxis) → 自分の道(Michi)

型はかたちそのもの。Praxis は、それを毎日繰り返すことです。そして道とは、長く稽古を重ねた末に残るもの——もはや稽古そのものには見えなくなったものを指します。

約束できるのは、繰り返すことだけです。三十日で結果が出ます、という約束はしません。

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五つの領域

ここでの稽古は、五つの領域に分かれます。順番に登っていく段位ではなく、並行して進んでいくものです。

Self(自分)
自分を整えること。身体、心、習慣、そして自分の状態を正直に見ること。
Kata(型)
かたち。礼と、反復と、同じようにもう一度やるという規律。
Praxis(稽古)
日々の実践。やること、動くこと、そこから出てくる判断。
Others(他者)
助ける、聴く、導く、守る。自分のところで止まる稽古は、まだ途中です。
Michi(道)
自分の道。何のために在るのか、それが世の中とどう出会うのか。

自分だけが良くなっていく成長は、まだ完成した形ではありません。Others が最後の付け足しではないのは、そのためです。

04

「考えるな」と言われると、考えてしまう

座る瞑想の難しさは、ここにあります。考えるのをやめなさいという指示そのものが、また一つの考えになってしまうのです。何もしていない時ほど、人の頭はよく働きます。

だから、手を動かします。手に一つだけ仕事を与えると、頭はあれこれ考えることをやめ、意識は手の動きのほうへ向いていきます。

その手に筆を持たせるのが、己書(Brush Praxis)です。

最適化の道具は、もう十分にあります。必要なのは、稽古です。

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体系

同じ名前で語られがちですが、この二つは別のものです。

瞑想
目的を持たずに、いま在るものを見ること。
観想(かんそう)
方向を持った稽古。

どちらも基礎は同じで、しかも地味なものです。呼吸法と、数息観(すそくかん)。息をして、数えて、逸れたことに気づいて、戻る。逸れて戻ることは稽古の失敗ではなく、それ自体が稽古そのものです。

誰もが、まずこの基礎から始めます。オンラインでお伝えする形は現在準備中で、開始する際はこちらでお知らせします。

基礎の先には、さらに深い道があります。ここは商品として買えるものではなく、教える側と学ぶ側が関係を結び、双方が納得して初めて始まるものです。

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かたち

オンライン(準備中)

呼吸と、注意の稽古を少人数で行います。ここが基礎です。平日の朝にも続けられるかたちを、いま準備しています。開講はまだですが、開始次第お知らせします。

対面の幸座

己書(Brush Praxis)は、その場で実際に筆を持って行う稽古です。一人ひとりの手元を見る必要があるため、席数には限りがあります。

開催の日程は、毘沙門己書道場の公式LINEでお知らせしています。ご相談はお問い合わせフォームから。

07

三上 真潤

三上真潤

真言宗の僧侶で、青森にある寺の住職を務めています。このアカデミーは、その稽古の場から生まれました。

2021年、伝法大阿闍梨の位を受けています。

日本だけでなく、かつてはカリフォルニア(サンフランシスコ・ベイエリア)でも、稽古の場を開いてきました。

米国での歩みは、ワシントン州立大学(心理学部)に始まります。ハーバード大学ケネディスクールの非営利団体経営コースも修了しました。

2008年、米国ナスダック パシフィック・ネットの日本総代表に就任しました。その後、米国・加州の法律事務所で日本総代表を務めています。

英語では2015年にTESOL教師資格を取得し、米国の大学(UC Davis、University of San Francisco など)で教壇に立ち、法律分野や国際的な場でも通訳を務めてきました。2016年には、米国で臨床宗教師として登録しました。書の稽古では、一般社団法人日本己書道場の第51期道場師範を務めています。

宗教と経営、法務と教育。この横断が、いまの稽古の土台になっています。

MIKAMI ENGLISH ACADEMYは、その英語の実務から生まれました。